| タイトルコード |
1000100595854 |
| 書誌種別 |
図書 |
| 書名 |
児童自立支援施設の歴史と実践 |
| 書名ヨミ |
ジドウ ジリツ シエン シセツ ノ レキシ ト ジッセン |
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子育ち・子育てを志向する共生理念 |
| 言語区分 |
日本語 |
| 著者名 |
武 千晴／著
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| 著者名ヨミ |
タケ チハル |
| 出版地 |
東京 |
| 出版者 |
勁草書房
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| 出版年月 |
2018.2 |
| 本体価格 |
￥１８０００ |
| ISBN |
978-4-326-70105-6 |
| ISBN |
4-326-70105-6 |
| 数量 |
17,1099,27p |
| 大きさ |
22cm |
| 分類記号 |
327.85
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| 件名 |
児童自立支援施設
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| 注記 |
文献:巻末p9〜27 |
| 内容紹介 |
拘禁や懲罰ではない、護り育む児童自立支援施設110年の実践とは。明治時代の感化院から現在の児童自立支援施設へと変遷する「施設」で培われてきた「共生」の実践を、フィールドワークと歴史・理論研究により解き明かす。 |
| 目次タイトル |
序章 キョウゴ研究に至るまで |
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第一節 研究の背景と研究目的 第二節 フィールドワークと調査 第三節 用語について 第四節 先行研究の整理及びレビュー 第五節 本書の目的と構成 |
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第Ⅰ部 キョウゴの世界 |
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第一章 繰り返される「日常」 |
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第一節 フィールドワークの概要 第二節 キョウゴへの道 第三節 出会いと受容 第四節 キョウゴの一日 第五節 ムガイとペナルティ 第六節 キョウゴの一年-猪原学園の例を中心に |
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第二章 「お互い様」の暮らし |
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第一節 職員同志のコミュニティ-蝶野学園の例を中心に 第二節 手をかけた暮らし-鹿山学園を例に 第三節 寮舎という“我が家” 第四節 ほんものの情のやりとり 第五節 小舎夫婦制寮という方法 |
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第三章 蘇る子どもたち |
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はじめに 第一節 入所直後の変化-白馬学園の例 第二節 入所から三年後の変化-蝶野学園の例 第三節 退所生と職員との“繫がり” 第四節 「共に暮らす教育」と「よみがえる子どもたち」 |
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第Ⅱ部 児童自立支援施設の設立史と根拠法の変遷 |
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第一章 感化法及び少年教護法の設立 |
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はじめに 第一節 感化法制定まで 第二節 感化法成立及び感化法改正まで 第三節 感化法一次改正-“義務必置”を現実に 第四節 感化法二次改正-少年法成立に伴い改正 第五節 少年教護法成立から大戦まで |
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第二章 児童福祉法の成立と教護院 |
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第一節 児童福祉法の制定と「一元化」構想 第二節 少年法の成立と児童福祉法 第三節 戦後の教護事業の充実 第四節 戦後から高度経済成長へ |
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第三章 教護院の終焉 |
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第一節 求められる近代化もしくは“合理化” 第二節 昭和四〇年代後半から昭和五〇年代初頭 第三節 昭和五〇年代後半から平成 第四節 「定員開差」-教護院時代の“問題”1 第五節 「準ずる教育」-教護院時代の“問題”2 |
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第Ⅲ部 児童自立支援施設に継承された理念・理論 |
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第一章 理念・理論の変遷 |
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第一節 「言語化」への取り組み 第二節 キョウゴの“手引き” 第三節 理念・理論の中心 |
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第二章 施設内処遇と開放処遇 |
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第一節 留岡幸助と家庭学校 第二節 出てはいけない、しかし閉じ込めない 第三節 分離するが孤立しない施設 第四節 開放処遇と無断外出 |
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第三章 寮舎制と小舎制及び夫婦制 |
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第一節 今日に続く基本的な方法としくみ 第二節 小舎制と寮舎制のルーツ 第三節 夫婦制のルーツ-留岡幸助の「家庭制度」 第四節 「家族的生活」と愛情の付与 第五節 二四時間を通じた関わり |
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第四章 天然の感化と暮らしの労作 |
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第一節 天然の感化 第二節 三能主義 第三節 独立自営 第四節 「しごと」を通じた暮らし-留岡清男と北海道家庭学校 |
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第五章 人格的全体性 |
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第一節 主体としての子ども 第二節 「教護」の語 第三節 「天然の感化」から「人格的感化」へ 第四節 「院外教護」と「少年教護委員」 |
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第六章 建物も教護する |
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第一節 現在に続く理念・実践理論 第二節 『基本編』-環境やしくみを中心に |
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第七章 心の接触/感情転移 |
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第一節 『技術編』-心の接触 第二節 『技術編』-安定法(成長法) 第三節 『技術編』-修正法 第四節 『技術編』-治療教育 第五節 『技術編』-救護技術の適用 第六節 その他の文献による安定法 第七節 石原の「非行の図式」 |
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第八章 「病める子ども」と治療教育 |
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第一節 教護界と青木延春 第二節 青木延春の『少年非行の治療教育』 |
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第九章 全人教育 |
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第一節 治療と教育、そして治療教育 第二節 「治療」の分類と職員の立ち位置 第三節 「全人教育」 第四節 その他 第五節 「教護院の近代化」 |
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第一〇章 教護院の近代化と「ウイズの精神」 |
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はじめに 第一節 “二つの方向性”-「感化」と「近代教護」の分岐点 第二節 「ウイズの精神」-三種類の“ウイズ” |
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第一一章 ストレングス視点 |
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第一節 キョウゴにおける「保護」 第二節 「不良性の除去」二つの面 第三節 ストレングス視点とエンパワメント |
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第一二章 キョウゴの「言語化」 |
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第一節 用語と「言語化」 第二節 職員間の「技術」の伝承・伝達 第三節 設置主体を初めとする行政への説明 第四節 用語や実践のルーツを辿る必要性 |
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第Ⅳ部 “繫がり”を構築するキョウゴ・モデル |
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第一章 ワク、リョウシャ、ムラ |
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はじめに 第一節 キョウゴ・モデル-普遍化の試み 第二節 ワクで“護る” 第三節 リョウシャで“育てる” 第四節 ムラで“育つ” |
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第二章 三要素の特徴と機能 |
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はじめに 第一節 ワク-施設養護について 第二節 リョウシャ-小舎夫婦制の再考 第三節 ムラ-施設の専門性 |
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第三章 キョウゴ・モデル |
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第一節 三位一体の重要性 第二節 子どもの回復と“育ち” 第三節 境界線を越え合う暮らし 第四節 育ち合う環境 第五節 様々な“繫がり” |
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第四章 施設内の暴力 |
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第一節 三位一体のバランスを欠いたとき 第二節 「体罰」を巡るフィールドワーク 第三節 ペナルティとして行われる暴力 第四節 職員が追い詰められた末の暴力 |
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第五章 予防の糸口 |
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第一節 職員から子どもへの暴力 第二節 暴力をやめたきっかけ-職員の語りから 第三節 予防の糸口-特に職員から子どもへの暴力について |
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第六章 キョウゴ・モデルと現代社会 |
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第一節 現行法とキョウゴの世界-“家庭的養護”とキョウゴ・モデル 第二節 “教護院らしさ”の消滅 第三節 教護院から児童自立支援施設へ |
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終章 キョウゴ研究が拓く視座と課題 |
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第一節 本研究による新たな視座 第二節 今後の研究課題 |
