タイトルコード |
1000100155120 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
少年司法における保護の構造 |
書名ヨミ |
ショウネン シホウ ニ オケル ホゴ ノ コウゾウ |
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適正手続・成長発達権保障と少年司法改革の展望 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
武内 謙治/著
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著者名ヨミ |
タケウチ ケンジ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
日本評論社
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出版年月 |
2014.3 |
本体価格 |
¥7000 |
ISBN |
978-4-535-52019-6 |
ISBN |
4-535-52019-6 |
数量 |
13,447p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
327.85
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件名 |
少年保護
少年法
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注記 |
文献:p414〜440 |
内容紹介 |
2000年代の少年司法改革は、それまでの歴史をどのように踏まえ、どのような価値選択を行っているのか。そこでの「改正」措置は、現実にはどのような機能を営んでいるのか。少年保護の構造とともに、改正の構造を解明する。 |
目次タイトル |
序論 少年司法の現在と未来への見取り図 |
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1 はじめに 2 少年司法の現在 3 少年司法の未来 4 まとめ |
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第1編 少年の処遇・身体拘束と少年保護 |
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第1章 少年法第二次改正と少年補導条例の問題点 |
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1 問題の所在 2 第二次改正法の問題点 3 警察による児童に対する「調査」の問題点 4 少年補導法制の問題点 5 まとめ |
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第2章 少年に対する勾留制限の史的構造 |
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1 問題の所在 2 現行法の運用と解釈 3 規定の沿革と旧少年法下の運用 4 現行法の解釈への示唆 |
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第3章 保護観察遵守事項違反に対する施設収容規定の問題点 |
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1 問題の所在 2 新制度の概要 3 新制度の系譜と制度趣旨 4 新制度の必要性 5 新制度の許容性 6 まとめ |
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第2編 少年に対する適正手続保障と少年保護 |
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第1章 現行少年法制定過程から見た捜査と審判の分離 |
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1 問題の所在 2 補充捜査と検察官関与 3 現行少年法41条、42条の意義 4 現行少年法16条の意義 5 現行制度理解への示唆 |
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第2章 少年法における一事不再理効の原像 |
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1 問題の所在 2 少年法における刑事訴追・再審判遮断効に関する学理と最高裁判所大法廷判決 3 政策的理解の系譜 4 現行法下における政策的理解の前提 5 現行法の解釈への示唆 |
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第3章 少年再審の理論的課題 |
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1 問題の所在 2 問題の構造 3 27条の2第1項と第2項の関係と射程 4 新たな解釈の可能性 5 まとめ |
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第4章 国選付添人制度の展望と課題 |
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1 問題の所在 2 付添人論の歴史的変遷 3 国選付添人制度論の前提問題 4 国選付添人制度論と少年司法の機能 5 国選付添人制度の根拠づけと弁護士付添人活動の社会的機能 6 比較の中の弁護士付添人 7 国選付添人制度の展望と課題 8 まとめ |
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第5章 国選弁護士付添人制度と検察官関与 |
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1 問題の所在 2 要綱(骨子)の歴史的脈絡 3 国選弁護士付添人制度 4 検察官の審判関与 5 まとめ |
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第3編 検察官送致決定、刑事手続と少年保護 |
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第1章 少年に対する裁判員裁判 |
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1 問題の所在 2 石巻事件の概要 3 問題の構造 4 理論的検討 5 まとめ |
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第2章 「原則逆送」は何をもたらしたのか |
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1 問題の所在 2 結果 3 検討のまとめと考察 4 まとめ |
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第3章 「原則逆送」再考 |
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1 問題の所在 2 少年法20条2項の規定に関する理解の整理 3 「原則逆送」規定の再検討 4 従前の理解の意味合いとその問題点 5 20条2項の解釈の試み 6 まとめ |
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第4章 少年法50条の法意 |
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1 問題の所在 2 旧法下の理解 3 現行少年法下の理解 4 まとめ |