タイトルコード |
1000101044465 |
書誌種別 |
図書(児童) |
書名 |
学校では教えてくれない生活保護 |
書名ヨミ |
ガッコウ デワ オシエテ クレナイ セイカツ ホゴ |
叢書名 |
14歳の世渡り術
|
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
雨宮 処凛/著
|
著者名ヨミ |
アマミヤ カリン |
出版地 |
東京 |
出版者 |
河出書房新社
|
出版年月 |
2023.1 |
本体価格 |
¥1420 |
ISBN |
978-4-309-61747-3 |
ISBN |
4-309-61747-3 |
数量 |
227p |
大きさ |
19cm |
分類記号 |
369.2
|
件名 |
生活保護
|
学習件名 |
生活保護 |
注記 |
文献:巻末 |
内容紹介 |
自分と大切な人の命・生活を守るためのひとつの手段、生活保護。今、生活保護をめぐって起きていることをはじめ、生活保護の内容、韓国・ドイツの生活保護などを解説。生活保護の実態と、生き延びるノウハウ・情報を紹介する。 |
著者紹介 |
北海道生まれ。作家・活動家。反貧困ネットワーク世話人。「生きさせろ!」でJCJ賞(日本ジャーナリスト会議賞)を受賞。ほかの著書に「14歳からの戦争のリアル」など。 |
目次タイトル |
はじめに |
|
生活保護は最後のセーフティネット 多くの人が抱くマイナスイメージ コロナ禍でも利用者が増えない生活保護 「身を守る方法」を知っておくために |
|
第1章 今、生活保護をめぐって起きていること |
|
「死刑になりたい」「死のうと思った」、相次ぐ不穏な事件 なぜ、57歳の母と24歳の息子は死んだのか-「八尾市母子餓死事件」 繰り返される痛ましい事件 国会議員による偏見のばらまき 生活保護利用者を孤立させるバッシング DaiGo氏の発言 |
|
第2章 生活保護ってどんなもの?-生活保護問題に取り組む弁護士 小久保哲郎さんに聞く |
|
生活に困っている人に追い打ちをかけたコロナ禍 小久保弁護士に怒濤の一問一答 ●生活保護・初級編 ●生活保護・よくある誤解編 ●生活保護・子どもに関わる制度編 ●生活保護・中級編 ●生活保護・上級編 ●コロナ禍での実際のケース編 困ったら積極的に利用を COLUMN(1) なぜ水際作戦が起きるのか?-世田谷区の元・生活保護担当職員 田川英信さんに聞く |
|
第3章 韓国の生活保護〜政府の大キャンペーンで利用しやすい制度へ-大阪公立大学大学院准教授 五石敬路さんに聞く |
|
もともと社会保障が未整備だった韓国 単給化で下がった貧困率 「死角地帯」をなくすための一大キャンペーン コロナ禍での支援、日本と韓国の違い 困ったら隠さず、話すことが重要 |
|
第4章 ドイツの生活保護〜ケタ違いの使いやすさ-法政大学教授 布川日佐史さんに聞く |
|
ドイツでもあった生活保護バッシング 持ち家、車の保有もOK、扶養照会は基本なし コロナ禍で進化したドイツの生活保護 キーワードは「尊厳」と「信頼」 ドイツ社会の成熟 |
|
第5章 外国人は生活保護の対象にならないの?-「移住者と連帯する全国ネットワーク」運営委員・上智大学教授 稲葉奈々子さんに聞く |
|
難民に冷たい国・日本 外国人は「対象外」の生活保護 コロナ禍で爆発的に増えた外国人からの相談 400%の自己負担となる医療費 生活保護を利用しているととれない永住者の在留資格 ウィシュマさんを見殺しにした入管 目の前の外国人と世界の問題は繫がっている COLUMN(2) コロナ禍のベトナム人実習生、その苦境-ベトナム人僧侶 ティック・タム・チーさんに聞く |
|
第6章 貧困と生活保護の30年-一般社団法人「つくろい東京ファンド」代表理事 稲葉剛さんに聞く |
|
バブル崩壊によってできた「新宿 段ボール村」 生活保護申請のため役所と「戦う」日々 扶養照会をなくすためのキャンペーン 労働の「兵役」化 私たちがどういう社会に暮らしたいのか COLUMN(3) どうしたら利用しやすい仕組みが作れるのか?-支援界の発明家 佐々木大志郎さんに聞く |
|
おわりに |
|
巻末資料 |
|
全国の相談先・情報サイト |
|
参考文献 |