タイトルコード |
1000100695128 |
書誌種別 |
図書(児童) |
書名 |
中高生からの日本語の歴史 |
書名ヨミ |
チュウコウセイ カラ ノ ニホンゴ ノ レキシ |
叢書名 |
ちくまプリマー新書
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叢書番号 |
323 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
倉島 節尚/著
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著者名ヨミ |
クラシマ トキヒサ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
筑摩書房
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出版年月 |
2019.3 |
本体価格 |
¥860 |
ISBN |
978-4-480-68345-8 |
ISBN |
4-480-68345-8 |
数量 |
230p |
大きさ |
18cm |
分類記号 |
810.2
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件名 |
日本語-歴史
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学習件名 |
国語 文字 日本史-古代 奈良時代 平安時代 鎌倉時代 室町時代 江戸時代 大正時代 明治時代 昭和時代 平成時代 |
注記 |
文献:p222〜224 |
内容紹介 |
言葉は私たちの暮らしを映し出す鏡。普段何気なく使っている言葉には、数々の複雑な歴史や秘密が隠されている。日本語の成り立ちや仕組みを解説し、美しく使いこなすための技を伝える。 |
著者紹介 |
1935年長野県生まれ。東京大学文学部国語国文学科卒業。三省堂に入社。以後、30年間国語辞典の編集に携わる。「大辞林」(初版)の編集長。大正大学名誉教授。著書に「辞書と日本語」等。 |
目次タイトル |
はじめに |
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一 世界にはいくつの言語があるか 二 日本語はどの語族に属するのか 三 日本語を話す人は何人いるのか 四 日本語は難しい言語か |
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第1章 文字との出会い-奈良時代以前の日本語 |
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一 金石文 二 漢字の伝来 三 漢字に音と訓が定着する 四 古代、ハ行音はパ行音だった? |
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第2章 知識人たちの言葉-奈良時代の日本語 |
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一 [音韻]幻のルールに満ちた時代 二 [表記]万葉仮名の工夫 三 [語彙]短かった名詞 四 [文章・文体]書物編纂がさかんに |
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第3章 貴族文化が花開く-平安時代の日本語 |
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一 [性格]京都の貴族の言葉 二 [音韻]ファ行の消滅 三 [表記]ひらがな・カタカナの発明 四 [語彙]漢語が広まる 五 [文法・語法]和歌にも文章にも係り結びが 六 「あめつち」「たゐに」「いろは」「五十音図」 |
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第4章 僧侶・武士中心の文化-鎌倉時代の日本語 |
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一 [性格]近代への過渡期 二 [表記]仮名の使用が広まる 三 [語彙]漢字尊重の風潮 四 [文章・文体]武士の力強さが全面に |
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第5章 民衆の台頭-室町時代の日本語 |
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一 [性格]近代日本語へ向かう 二 [音韻]消えた音と生まれた音 三 [表記]文化が礼法と結びつく 四 [語彙]優美な女房詞 五 [文体]和漢混合文の流行 六 [文法・語法]単純化への流れ |
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第6章 近代の幕開け-江戸時代の日本語 |
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一 [性格]多様化する言葉 二 [音韻]音が減る 三 [表記]漢字が庶民に普及 四 [語彙]漢語の定着 コラム 幕末に編纂された三大辞書 五 [文法・語法]豊かになる待遇表現 六 [文章・文体]言文が二分化する 七 江戸語と方言 八 国学者の日本語研究 コラム 日本語の研究を行った学者たち 九 英語で説明された国語辞典-『和英語林集成』 |
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第7章 西欧文化との出会い-近代(明治・大正)の日本語 |
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一 [性格]ヨーロッパ化の機運が高まる 二 [音韻]東京式アクセントと京阪式アクセント 三 [表記]漢字使用の制限へ 四 [語彙]和製漢語がつくられる 五 [文法・語法]受け身表現の一般化 六 [文体・文章]言文一致運動 七 新聞・雑誌・書籍の刊行 八 近代的国語辞典の誕生 九 機械によるコミュニケーションの発達と共通語 |
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第8章 激動する昭和時代の日本語 |
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一 [音韻]外来語の影響 二 [表記]常用漢字表などの告示 三 [語彙]和製英語の登場 四 [文法・語法]ら抜き言葉が広がる 五 ことわざの解釈に変化 六 マスメディアの発達 七 電話の普及 八 昭和時代の国語辞典 |
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第9章 IT全盛の時代-平成時代の日本語 |
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一 いつでもどこでも 二 パソコン利用が普及-e‐mailが日常化する 三 電子辞書の実用化 四 若者が生んだ新しい表現 五 現代の敬語表現 |
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おわりに |
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一 日本語史の時代区分 二 記録された日本語 三 変化はさまざまな部分に現れる 四 変化が続く日本語 |
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参考文献 |
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あとがき |
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索引 |