テーマ
「東京駅」
先月1日、東京駅は長い復元工事を終え、創建当時の美しい姿となってお披露目されました。
東日本大震災で津波被害に見舞われながらも、懸命な作業の末、石巻の工場から届けられた「天然スレート」など、多くの人々に支えられて実現したことを知りました。
今から100年前、スイスでは、アルプス、アイガーの岩盤を打ち抜き、鉄道を通し、標高3,454メートルの地点に駅を造ることを計画、完成させました。昨秋、改装工事を終え、ますます人気を集めているパリのオルセー美術館の建物は、もともと鉄道駅だったといいます。
中央停車場と呼ばれていた頃の鉄道の広がりを調べ、文学の中に駅の雰囲気を探し、駅舎の建築に携わった人、駅で働く人、そこに降り立つ人々の駅へ寄せる思いに心を馳せてみたいと思いました。
- 展示されている資料もご利用になれます。カウンターの職員にお申し付け下さい。
期間
平成24(2012)年11月17日(土)~平成25(2013)年1月17日(木)
場所
正面玄関前 展示ケース
問い合わせ
千葉県立西部図書館
松戸市千駄堀657-7 TEL 047-385-4133