東部図書館では、奇数月の第3土曜日に「名作映画鑑賞会」を開催しています。どうぞお気軽に足をお運びください。(無料)
ご予約は不要です。当日直接会場へお越しください。
詳細
時 間 | 開 場:13時15分~ 上 映:13時30分~ |
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場 所 | 東部図書館 3階研修室 |
定 員 | 60名 |
問い合わせ | 千葉県立東部図書館 電話0479-62-7070 |
平成26年7月の上映予定
7月19日(土)
『Tomorrow 明日』 1988年/日本/105分
■スタッフ
監 督 : 黒木 和雄
原 作 : 井上 光晴
脚 本 : 井上 正子
竹内 銃一郎
撮 影 : 鈴木 達夫
音 楽 : 村松 禎三
■キャスト
桃井 かおり
南 果歩
仙道 敦子
佐野 史郎
岡野 進一郎
原田 芳雄
■ストーリー
1945年 8月 9日、広島に続き長崎に原爆が投下された。映画は原爆投下前日の長崎を舞台に懸命に生きた人々の、悲喜こもごもの人間模様を描いたドラマ。その日結婚式を挙げる一組の夫婦、出産まぢかの妊婦、招集令状によって引き離される恋人たち。それぞれに明日を夢みて一生懸命に生きていた・・・
井上光晴の小説をもとに、「龍馬暗殺」の黒木監督が映画化。
■豆知識
第2次世界大戦中、ドイツの原爆開発を恐れたアメリカは、それに対抗して1942年の「マンハッタン」計画でひそかに原爆開発に着手し、45年7月16日史上初の原爆実験に成功した。このときドイツはすでに降伏しており、まだ抗戦中の日本に使用されることになった。投下目標都市は京都、広島、小倉、新潟(のち京都、新潟がはずされ、長崎が追加)。最初の投下予定は8月1日であったが、広島が悪天候のため6日に延び、8月9日の目標地も小倉が曇天のため長崎に変更された。
原爆による被害は実に恐るべきものであった。爆風、熱線などの並はずれた物理的破壊力はいうまでもなく、とくに放射能による人間破壊のひどさという点で、従来の爆弾とは決定的に異なる非人道的兵器であった。1950(昭和25)年10月までの原爆による死亡者数は、広島約20万、長崎約14万と推計されている。
関連資料
資料名 | 著者名等 | 出版者名 | 出版年 | 請求記号 |
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明日 | 井上 光晴 著 | 集英社 | 1982 | 9136/I57 |
井上光晴作品集 | 井上 光晴 著 | 勁草書房 | 1971 | 9186/l57/3 |
ありふれた長崎 | 村松 明 著 | 窓社 | 2010 | 748/679 |
戦争を〈読む〉 | 石川 巧 編 | ひつじ書房 | 2013 | 91026/1373 |
広島・長崎への原爆投下再考 | 木村 朗 著 | 法律文化社 | 2010 | 21075/380 |
原爆投下 | 松木 秀文 著 | NHK出版 | 2012 | 21075/411 |
ナガサキ昭和20年夏 | ジョージ・ウェラー 著 | 毎日新聞社 | 2007 | 21075/322 |
ヒロシマ・ナガサキ死と生の証言 | 日本原水爆被害者団体協議会 編 | 新日本出版社 | 1994 | 916/39 |
傷壁 | 一瀬 比郎 著 | 長崎文献社 | 2011 | 7231/348 |
コレクション戦争と文学 | 浅田 次郎 編 | 集英社 | 2011 | 9186/62/19 |
黒木和雄とその時代 | 佐藤 忠男 著 | 現代書館 | 2006 | 77821/334 |
神の涙 | デイヴィッド・クリーガー 著 | コールサック社 | 2010 | 9317/クテ1 |
日本原発小説集 | 井上 光晴 著 | 水声社 | 2011 | 91368/199 |
長崎を最後にせんば | 中原 澄子 著 | コールサック社 | 2008 | 91156/ナス1 |
世界を不幸にする原爆カード | 金子 敦郎 著 | 明石書店 | 2007 | 21075/314 |
原爆投下とトルーマン | J.サミュエル・ウォーカー 著 | 彩流社 | 2008 | 25307/41 |
ヒロシマナガサキ原爆写真・絵画集成 1~6 | 家永 三郎 ほか 編 | 日本図書センター | 1993 | 21075/5/1~6 |
日本の原爆記録 2 長崎の鐘 | 家永 三郎 ほか 編 | 日本図書センター | 1991 | 916/8/2 |