東部図書館では、毎月第3土曜日に「名作映画鑑賞会」を開催しています。どうぞお気軽に足をお運びください。(無料)
ご予約は各回の上映期日1ヶ月前より受付いたします。
詳細
夏期電力不足に対応するため、上映時間を変更させていただきます。ご不便をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。
時間 | 開場:9時15分~ 上映:9時30分~ |
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場所 | 東部図書館 3階研修室 |
定員 | 60名 |
申込み | 来館又は電話でお願いします。 千葉県立東部図書館 電話0479-62-7070 |
平成23年9月の上映予定
9月17日(土)
『めぐみ-引き裂かれた家族の30年』
■スタッフ
製作総指揮:ジェーン・カンピオン
監督:クリス・シェリダン/パティ・キム
出演:横田 滋、横田 早紀江、増本 照明ほか
■ストーリー
北朝鮮による拉致事件を、横田めぐみさんの拉致事件と残された家族の視点から描いた衝撃のドキュメンタリー。1977年11月5日、いつものように登校した当時13歳、中学1年生の横田めぐみさんは、学校からの帰宅途中突然姿を消した。平穏だった横田さん一家の日々は一変し、帰ってこない娘めぐみさんの無事を祈り、探し続けることになった。めぐみさん拉致事件の真相を究明するために闘い続けた横田夫妻らの姿を追う。
■豆知識
横田めぐみさんが忽然と姿を消してから34年の月日が流れた。めぐみさんが行方不明となった1970年代から1980年代にかけては、多くの日本人が不自然な形で行方不明になっており、北朝鮮による拉致の疑いがもたれている。日本政府は17名を北朝鮮による拉致被害者と認定し、さらに拉致の可能性を排除できないいわゆる特定失踪者も多数いる。2002年9月17日北朝鮮は初めて拉致の事実を認め、10月15日に5名が24年ぶりに帰国した。これらの事実を報道を知ったクリス・シェリダン、パティ・キム夫妻は、13歳の少女が被害にあっていることに強い衝撃を受け、この映画を製作した。その理由をクリスは「我々は人間として感動したのだと思います。日本人でないことなど問題ではなく、娘を連れ戻すために30年という途方もない苦闘の日々を送ったご両親の姿が人間として理解できたし、巨大な力に抵抗する人間としての姿が我々の気持ちを動かしたのだと思います。」(※)と述べている。娘を取り戻すため、政治的な波に翻弄されながらも戦い続けた横田夫妻の娘への愛情は、拉致を知らなかったアメリカの人々にも強い衝撃を与えた。
※映画『めぐみー引き裂かれた家族の30年』(http://megumi.gaga.ne.jp/interview.html)より
関連資料
資料名 | 著者名等 | 出版者名 | 出版年 | 請求記号 |
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検証・「拉致帰国者」マスコミ報道 | 人権と報道・連絡会 編 | 社会評論社 | 2003 | 07015/15 |
半島へ、ふたたび | 蓮池 薫 著 | 新潮社 | 2009 | 2891/ハカ2 |
この目で見た北朝鮮 | 三好 誠 著 | 早稲田出版 | 2002 | 30221/45 |
日朝交渉 | 姜 尚中 編 | 岩波書店 | 2003 | 31910/180 |
拉致!! | クライン 孝子 著 | 海竜社 | 2003 | 31910/207 |
拉致問題で歪む日本の民主主義 | 高嶋 伸欣 著 | スペース伽耶 | 2006 | 31910/273 |
拉致はなぜ防げなかったのか | 川辺 克朗 著 | 筑摩書房 | 2004 | 31910/218 |
拉致・国家・人権 | 中野 徹三 編著 | 大村書店 | 2003 | 3297/2 |
よど号と拉致 | NHK報道局「よど号と拉致」取材班 著 | 日本放送 出版協会 |
2004 | 3916/18 |
北朝鮮拉致工作員 | 安 明進 著 | 徳間書店 | 1998 | 39161/1 |
金正日が仕掛けた「対日大謀略」拉致の真実 | 西岡 力 著 | 徳間書店 | 2002 | 39161/3 |
拉致家族との6年戦争 | 西岡 力 著 | 扶桑社 | 2002 | 39161/4 |
拉致救出運動の2000日 | 荒木 和博 編著 | 草思社 | 2002 | 39161/5 |
拉致の海流 | 山際 澄夫 著 | 恒文社21 | 2003 | 39161/7 |
「拉致」事件と日本人 | 井沢 元彦 著 | 祥伝社 | 2003 | 39161/10 |
奪還 引き裂かれた二十四年 | 蓮池 透 著 | 新潮社 | 2003 | 39161/11 |
奪還 第2章 | 蓮池 透 著 | 新潮社 | 2005 | 39161/11/2 |
祈り | 新潟日報社・特別取材班 著 | 講談社 | 2004 | 39161/13 |
ドキュメント拉致 | 新潟日報報道部特別取材班 編 | 新潟日報社 | 2004 | 39161/15 |
拉致 | 荒木 和博 著 | 勉誠出版 | 2005 | 39161/17 |
拉致 | 金 賛汀 著 | 筑摩書房 | 2005 | 39161/18 |
消えた277人 | 毎日ワンズ編集部 編著 | 毎日ワンズ | 2007 | 39161/19 |
拉致 | 蓮池 透 著 | かもがわ出版 | 2009 | 39161/23 |
拉致 2 | 蓮池 透 著 | かもがわ出版 | 2009 | 39161/23/2 |
拉致対論 | 蓮池 透 著 | 太田出版 | 2009 | 39161/24 |
拉致問題を考えなおす | 蓮池 透 著 | 青灯社 | 2010 | 39161/26 |
ルポ拉致と人々 | 青木 理 著 | 岩波書店 | 2011 | 39161/27 |
拉致と朝鮮総連 | 鄭 龍男 ほか著 | 日新報道 | 2009 | 39161/25 |
金賢姫からの手紙 | 西岡 力 著 | 草思社 | 2009 | 39161/22 |
テロ国家・北朝鮮に騙されるな | 西岡 力 著 | PHP研究所 | 2002 | 39221/4 |
洗足池で逢いましょう | 松倉 すみ歩 著 | 柏艪舎 | 2006 | 9136/マス3 |
金正日の拉致指令 | 石高 健次 著 | 朝日新聞社 | 1996 | 916/イケ3 |
* めぐみ | 大森 英敏 監督 | 政府拉致問題対策本部 | 2008 | VD391/3 |
* めぐみ | クリス・シェリダン 監督 | ギャガ・コミュニケーションズ | 2007 | VD391/2 |
* 拉致 | 日本国政府拉致問題対策本部 | 2007 | VD391/1 |
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